ペットのお葬式＆思い出工房　奈良店　代表取締役社長 いしくり　まさと　 石栗　雅人さん

昨年12月にオープンされたきっかけを教えてください。

10年ほど前に愛犬が亡くなり、その時にペット火葬を初めて知りました。高齢のシーズー犬を家族揃って看取ることができました。個別火葬して頂き、合祀墓にお祀りしたのですが、供養もしっかりして頂けてちゃんと見送りができたことで、気持ちが落ち着き癒されました。

私もそのように、家族同然のペットの旅立ちのお手伝いができたらとの思いから開設に至りました。

どのようなことができるのでしょうか？

「ペットのお葬式」に関しましては、火葬・収骨・法要・納骨堂・仏具やメモリアルグッズの販売をしています。突然訪れたお別れをいつでもまた会える思い出の場所として、合祀墓から個別火葬、立会火葬など豊富なプランでお見送りをお手伝いします。毎月1回、僧侶による法要も実施しております。前月の中旬にHPで日程を公開していますので、それに合わせてご参加いただけたらと思います。

お別れの時だけお越し頂くものではなく、ご家族様への思い出を提供したいという思いから「思い出工房」もございます。
当館の2階に日頃からペット同伴でペットとの思い出品を手作りできる工房を併設しました。ここではペットのお写真でトートバッグや御朱印帳、コースター、タイル、ミニタオル、ドッグタグ、肉球型取りなどをお作り頂けます。

石栗社長が大切にされていることは？

大切なペットを失って欲しくないという想いが第一にありますが、いつか別れの日はやってきます。ここは思い出を保管・保存しておくような場所でありたい。お別れした日のことも思い出として残して頂きたい。喪失に寄り添う瞬間的なサービスというより、一緒に日々を過ごしたペットを穏やかな気持ちで想って欲しいですし、そんな場所でありたいという前向きな向き合い方を提案することを大切にしています。

そのようなお考えの石栗社長がいてくださると、とても心強いですね。実際にご利用されたお客様のお声はいかがですか？

私自身、愛犬を亡くした経験がありますので、来館されるご家族様の悲しみや心の痛みはとてもよく分かります。お見送りに専念して頂けるように心がけており「家族でお見送りをゆっくりできて良かった。悲しいけれどまたここに来たらいつでも会えると思って前を向きます」というお声を頂きました。過去に愛犬とのお別れの経験がある私が、今悲しみの中にいる方に寄り添えることができるんだと思った瞬間でした。ペットたちが眠る納骨堂スペースはセコム社の静脈入退室システムです。ゆっくりと過ごせるように扉付きでプライバシーにも配慮しております。365日24時間好きな時にペットに会いに来て下さいね。

読者の方にメッセージを

大切なペットとのお別れは寂しいものです。お見送りやご供養の形は、ご家族様によって様々です。残されたご家族様のお心が少しでも安らかに、そして癒されますようお手伝いをさせて頂ければと思います。ペットとの時間を思う存分、大切に過ごして頂きたいです。ご相談・お見積りなど、お気軽にお問合せくださいませ。